社長は皆さん社員思いです。

 ですから、人数が少ないうちは、とてもいい雰囲気の中で仕事を進めることができますね。


 ところが20人を超えるくらいになると、物理的にも精神的にも距離が出てきてしまいます。


 今までだったら目の前の社長に声をかけることも、意見を言うこともできましたが、人が増えてくればそうもいかなくなります。


 社長にはそのつもりがなくても、社員からすればやはり、ちょっと遠い存在に感じてしまうものです。


 スタート時からいる人でさえそう感じるのですから、規模が大きくなってから入社した人は、なおさら社長との距離を感じます。


 当初はアウンの呼吸に近い信頼関係がありますから、少々のことで労使トラブルに発展することはありません。


 しかし規模が大きくなれば、そればかりに頼ることができなくなってきます。


 きちんとしたしくみを作っておかないと、お互いに嫌な思いをすることになってしまうかもしれません・・・




★中小企業のある商社のできごと

 会社を設立して10年になりますが、5年で社員数が20人、現在は50人になっています。


 当初は社長と社員が皆で一杯飲みに行くことも多く、とても風通しのいい会社でした。


 ところが新規の仕事はほとんどが社長の人脈で受注しているため、5年目あたりからは社長の仕事が多忙を極めるようになってきました。


 社長が会社にいる時間はどんどん短くなり、社員と接する時間はほとんどありません。


 他の幹部が意見や不満を聞くようにしてはいるのですが、やはり「社長に聞いてもらいたい」という気持ちもあります。


 この頃から、労使の間にすきま風が吹くようになりました。


 社長が久しぶりに朝から出勤したある日、古株のAさんから声をかけられました。


 「社長、ちょっとお話があるんですけど・・・」


 Aさんの表情は心なしかこわばっていました。


 「どうしたの?」


 「社長、わたし残業代をもらってませんけど、ちゃんと支給していただけませんか?」


 「えっ、だって君には入社の時に話したじゃないか。残業代は込みで、その代わりちょっと多めに給料設定しただろ」


 「そんな話、聞いた覚えがありません。毎月これだけ残業してるんだから、ちゃんと残業代を払ってもらわないと納得できません。」


 「何言ってんだ、入社してすぐ、話したじゃないか(怒)」


 「ですから、私は聞いてません。聞き入れてくれないのなら、しかるべきところに相談に行きますけど。」


 「知るかー、勝手にしろー(怒)」


 そこの出来事以降、社内の雰囲気が悪くなってしまいました・・・




 さてこの会社、どうしておけば良かったのでしょうか?


 回答の詳細は省略いたしますが・・・


 口頭で言ったし、本人も納得したからいい、と社長は思ってしまいましたが、記憶というのは曖昧なものですから、やはり明文化しておく必要がありましたね。


 このように、悪気はなくてもトラブルになってしまうことがあるのです。


 いったんこじれると会社の雰囲気が悪くなり、「一致団結して戦う集団」からはほど遠い状態になってしまいます。


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